初めての野宿は自転車旅でした
それまで自分がどれだけあまちゃんだったことか...
自転車旅で初めて野宿というものをしました。
「野宿」と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか?
ホームレスがする、
酔っ払って気が付いたら路上で寝ていた、
などなど、
ぼくにとって野宿はマイナスの印象が大きかったです。
そして、実際に野宿をしてみると...
マイナスの印象はさらに増大しました。(笑)
でも、野宿をしたからこそ気づけたこともあります。
今回はそんな野宿経験から感じた事を書こうと思います。
どんなところで野宿するのか?
自転車旅で野宿したと友達に言うと必ず聞かれるのが、
「どこに寝ていたの??」ということでした。
まず、ぼくの野宿場所から紹介したいと思います。
1.無人JAバンクの軒下(2日目山梨にて)
ソファーと机が外に出ているのでびっくりしました!
初めての野宿はソファーで横になれるという結構贅沢な思いをできたと思います。
2.営業事務所の軒下(3日目長野にて)
営業事務所の軒下です。事務所の人がきたら気まずさMAXだったので、
早朝4:30くらいに目を覚まして出発しました。
3.銭湯の駐輪所
滋賀県の銭湯の駐輪所で写真と同じようにマットを敷いて寝ていました。
野宿のコツ
1.雨よけ
野宿スポットを選定する上で欠かす事ができないのが、
屋根の下で寝れるかどうかです。
寝ている途中に雨が降って来たら最悪ですからね。
万が一風邪をひいてしまったら自転車旅が台無しです。
体調面も配慮して屋根があるかないかは重要な選定ポイントです。
2.人目につかないところ
一般の人からしたら、道端で人が寝ているなんて普通じゃありません。
警察を呼んでしまったりと変な方向に事が進み兼ねません。
なので、なるべく人目につかないようなところを選びます。
住宅街の中にある公園よりも、住宅街を外した公園が良いでしょう。
野宿をした時の気持ち
とにかくさびしい!!!
特に、ぼくは1人での自転車旅だったのでちょーーーさびしかったです。
この寂しさは、
赤ちゃんが抱っこされないとぐずるような、
なんとも形容しがたい寂しさなんです。
遠くに見える家の明かりとか、4人家族用のミニバンとかを遠目に見ると、
わんぱくな子どもが母親にちゃんと座ってないさい!とかって言われている様子とかを思い浮かべたりとかしてました。
「かまってもらえるだけいいな~」なんていう発想が頭をよぎりましたねww
野宿経験を通しての心境の変化
屋根があればどこでも寝られるようになる。
布団が超贅沢品に思えてくる。
寝る事に対する敷居が3段くらい下がりました。